キンケイドウ【Kinkeidou
20世紀のおさらい辞典

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けい【〜系】

 その(人の)特徴や言動などが、「〜の種類(グループ)に属する・分類される」の意味。
<例>「ビジュアル系美少年」

※「〜族」よりは結束が弱く、基準もゆるいらしい。

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げいいんばしょく【鯨飲馬食】<類> 牛飲馬食

 クジラが水を飲むように大量に(酒を)飲んだり、馬のように一度にたくさん食べること。

<類>牛飲馬食

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けいがい
形骸】

 精神や生命のない体を意味し、形だけで価値や意義のないもの。

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けいきょもうどう
軽挙妄動】

 深い考えもなく軽はずみな行動をとること。
<類>付和雷同

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けいざい経済】 短縮

経世済民の略]

 社会生活を営む上でに必要な、物(サービス)の生産・売買・消費などの活動の総称。

 お金と商品、消費の流れ・傾向を表したもの。

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けいざい こうか経済効果】

 あることをすることで、どれだけ社会的影響力と経済的なメリットがあるか、その数値を金額で表したもの。

 しかし全体の見通しが甘いのと、主催者(スポンサー)側の「期待」や「欲望」を元に試算していることが多く、「数字が一人歩き」している例も見受けられ、実際には「それ以下」の効果しかないと思われる。

<類>取らぬ狸の皮算用

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けいしょう軽症】 ⇔重症

 軽い病気・けがの症状。

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けいしょう軽傷】 ⇔重傷

 (全治2週間以内の)軽い怪我。

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けいしょう警鐘】

 (火事や嵐など)「危険」であることを周囲に素早く知らせるための鐘。早鐘。サイレン。

ーを鳴らす(=強い調子で人々に警告・戒めること)。

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けいせいさいみん経世済民】

 世(国)を治め、民衆の生活苦を救うこと。
経済

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けいだい境内】

 神社や寺院の敷地の中。

<類>構内

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けいちょう慶弔】

 結婚・出産などのおめでたいこと(=喜び)と、葬式などの悲しみ。

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けいふ系譜】

(1)先祖から代々続いている血縁関係(の図)。

(2)次から次へと影響を受けた物事に関連するもの。

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けいめいくとう鶏鳴狗盗】

 鶏の鳴きまねをして人を欺いたり、ガツガツとした犬のようにして物を盗んだりする、卑しい者のこと。

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けいもう啓蒙】

[蒙は「幼い」の意味]一般人の知的水準を高めたり、相手の妄想迷信偏見をぬぐい去るために必要な知識を与え、その知識が普及するようにすること。

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げす
下衆・下種・下司】

 下品で卑しい(心の)人のこと。

ーの勘ぐり(=どうでもいいことをあれこれ憶測で考え、見当違いであること。)

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げせわ
下世話】

 世間一般の人が普通に使う言葉や、(俗っぽい)話題。

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けそう【懸想】 古語

 異性に想い(=好意)を寄せること。

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けち【けち・ケチ】

(1)セコいこと。何かにつけ出し惜しみする人・こと。しみったれ

(2)つまらないこと。粗末。貧弱。

(3)小さいこと。少ないこと。

(4)縁起が悪いこと。
ーがつく(=あることをきっかけに、不運なことが続くこと)。

 

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けっかん欠陥】

 (あるべきものが)大きく欠けていること。あまりにも重大かつ深刻な問題があり、うまく機能しないこと。欠点。

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げてもの【ゲテモノ・下手物】

 一般的には好かれない風変わりなもの。

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げなげ
健気】

 (年少であったり、か弱そうな姿に似合わず)困難なことに勇敢に立ち向かう、気丈な様子や態度。

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けねん
懸念】

-がある(=心配されるような事態が起こる可能性がある)。
<類>恐れ。可能性。心配。

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けぬきのとう 【蹴抜の塔】 古典

 吉野山の奥、金峰神社の裏手に存在する。源義経がこの社の屋根を蹴破って逃亡したと伝えられる。

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けばい
ケバい】短縮 清楚

 「化粧や服装がケバケバしい(様子だ)」の略。
「けばけばしい」とは「化粧(けわい)」から由来している言葉で、「ゴテゴテと飾りたて、派手で暑苦しい様子」のこと。

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けみかる【英 chemical

 化学的。人工的な。

<例文>「ケミカルな味がする。」

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けれん【ケレン】 歌舞伎

 視覚重視の演技や演出のこと。宙吊りや早替わり、その他、歌舞伎の「見せる」要素が大きい舞台。

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けんお
嫌悪】<類>憎悪 

 非常にいやがること。生理的に受けつけないこと。

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げんがく【衒学】

 自分の学問の知識をひけらかすこと。

<類>ぺダンティック

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けんきょ謙虚

 自分の身分や立場をわきまえていて、相手の指摘や指導など(自分にプラスになる要素があれば)素直に受け入れること・態度。

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げんざい原罪】

 (キリスト教で)人間は誰もが生まれながらにして罪をもって生まれている(という考え)こと。

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けんせい
牽制】

 相手の注意を自分の方に惹き付けて、相手の動きを自由にさせないこと。

<例>「ー球」

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げんそう幻想】

(1)実際にはありえないような(自分にとって)都合のよい考えや思い込み。

(2)現実にはない美しい理想や、想像の世界。現実逃避した思想。
<類>ファンシーファンタジー。メルヘン。

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けんそん謙遜

 相手を立てるために自分を一段低い者と見て、控えめな態度をとること。

※日本古来の慣例では「美徳」とされてきた言動。しかし「やり過ぎる」とイヤミ卑屈な態度と見られたりして、昨今では通用しなくなっている。

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けんどちょうらい捲土重来】

 [読み:けんどじゅうらいとも]
一度敗れた者が勢いを盛り返し、再び攻めること。

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げんぷく【元服】 古語

 男子の成人式(十二〜十六歳)。その日を新たに髪型を変え、衣服も改めたりすること(朝廷や役人の場合、冠をかぶる)。
 庶民は十六世紀頃(室町時代)から、前髪を剃って、元服とした。

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けんやく【倹約】<類>節約 ⇔贅沢

 お金や予算を極力「無駄」を排して、使うのを控えること。決められた予算よりも少ない金額でやりくりすること。

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