- はじめに
私のミニコミ活動の原点は、学生時代の仲の良い友達に向けての手紙と交換日記 （マンガ？）である。今読み返してみると、当時はささいなことに真剣に悩み、傷付いていたんだなぁ〜と感心すると同時に、「現実」とえらくかけ離れたトンチンカンなことを、恥ずかしげもなく堂々！と語っていた自分の無知さ加減に、 火のつくような思いである。
ただし子供なりに真剣に考えていた証でもあるし、携帯電話や電子メールもなかった時代、これらの手段でお互いの夢や希望を熱く語りあい、将来への漠然とした不安や家族に言えないような 悩みを相談し、励ましあってきたのも事実である。やがてそれだけでは物足りなくなり、自分や友達の創作活動？の場として、ミニコミを発行するようになったのである。
また何冊かミニコミ誌を発行していくうちに、 少しでも多くの人に役立ち、喜んでもらえるような内容にしようと考えるようにもなった。 -
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- それゆけポン太とは？
 内容は扶桑社発行の『週刊SPA!』のような、現代ファッションの不可解な流行（＝真夏のレッグ・ウォーマー、ルーズソックス）を追求したり、 宝島社発行の『VOW！』のような、ヘンな広告や記事・投書を切り抜いて掲載し、それに対してのコメントを入れた下世話な感じの本である。
 次第に私も文章を書く楽しさに目覚め、幸いにもVol.3の特集「ルーズソックスの怪！！」が好評で、とあるサークルの発行する本に掲載されたり、（その当時の編集長に勧められて）自主流通も扱う本屋にも置いてもらえるようになり、そこそこ売れた 。
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