キンケイドウ【Kinkeidou】 あ |
←TOPページに戻る 辞書INDEXに戻る→ |
公文書や古文書などの「公の記録保管所」。
※コンピューター関係のデータの保管所のことも指す。
基本的に自分以外の「他者」の存在を認め、その存在を好ましい、または「大事なもの」であると感じ、大切にしようと思う感情。
自分のことより、相手のことを優先的に考える「思いやり」や「いたわり」、相手を見守ることも、「愛」のうちである。しかし、残念ながらその感情は「期間限定」であることが多い。以前ほど相手に魅力を感じなくなった時こそ、相手への愛が「本物」かどうか試される。
キリスト教の教義では、「愛」には四種類あり、「アガペー(ギリシャ語で『神の愛』の意味)の愛」が最も尊いものと説いている(中学時代の授業で聞いた話だから、うろ覚え)。
(1)エロスの愛(EROS・性愛)…恋愛感情。
主に性的な関心から来る愛情。己の欲求・欲望を遂げるための自己中心的な愛。
(2)フィリアの愛(PHILIA・友愛)…友達を大事に思う愛情。
尊敬。敬慕。
(3)ステルゴの愛(STERGO・家族愛)…代表として母親の子供を思う愛情。
(現実には難しいかもしれないが)子供の危機を救うためなら、自分の命も捨てられる愛情。
(4)アガペーの愛(AGAPE・博愛)…キリストの愛。
好き嫌いや損得勘定抜きで、「他人」の幸せのために捧げる無私の愛。たとえ相手に裏切られ、ひどい目にあわされた(=自分の幸福や財産、命が犠牲になった)としても、自分の不幸を嘆かず、それどころか相手も恨まずに「その人の役に立って嬉しい」と感じるという、自虐的かつ自己犠牲的な愛(→「神の愛」は常人には理解しがたい)。
<参考図書>新訳聖書。『おおきな木』(シェル・シルバスタイン/本田錦一郎訳・篠崎書林)
「泣きつくこと」の漢語的表現。
自分のそばに置いて、大事に大切に扱い、可愛がったり心の慰めにすること。
-動物(=ペット。猛獣や珍獣・爬虫類も「飼い主の好み」によってはペットになりうるが、大抵は犬・猫・ウサギ・小鳥など比較的、「安全で育てやすい(可愛い)動物」のことを言う)。
(1)倫理的・法的には認められていない恋愛関係(=肉体関係が中心の交際)にある人のこと。
(2)「最愛の人」、「恋人」の意味。中国語(「アイレン」と発音するらしいが)では夫が妻に、妻が夫に呼び掛ける言葉。
一般に(ある考えや事情から)女から一方的に交際を絶つことを宣言された男が、これまでの女への愛情が憎しみに変わリ、逆上すること。
<類>可愛さ余って憎さ百倍
インフォメーション・テクノロジー[Infomation Technology]の略。
情報処理。情報技術。情報を速く正確に処理するための技術のこと。
<例>「IT革命(=2000年頃の流行語。コンピュータ技術の革新とインターネットをはじめとする通信技術の発達で、社会が劇的に変化することを意味するらしい。
たしかに携帯電話や各家庭のインターネットの普及で、新聞や雑誌の売り上げがガタ落ちした事実を考えれば、なるほど社会に変化は起きているらしい。そういや最近、自分も久しく雑誌を買っていないな・・・と感じる程度の社会の変化。)」
種類。品目。
男女が人目を避けて、ひっそりと会うこと。お忍び。ランデブー。
皮肉。(文芸用語で)反語。イロニー。
コートやジャケットなど上に羽織る衣類。上着類のこと。
(1)第三者。局外者(=広義には一般社会の常識から外れた生き方をしている人も含まれる。
<類>アウト・ロー)。
(2)(競馬などで)勝ち目のない馬や騎手。
(1)外部の専門業者に業務を依託すること。
(2)社外から生産に必要な物品を調達すること。社外調達。
(3)データやプログラムの外部資源の活用。
ならず者。無法者(=あまりにも悪党で、社会的存在を否定・抹殺され、法の保護を奪われた人)。一般社会の常識から外れた生き方をしている人。
<類>アウトサイダー
(1)主に図面の複写に使われる写真。特殊な薬剤に漬けた紙に光を当て、専門の機械で図面を焼きつけること。青焼き写真。青焼き。
(2)設計図。型紙。転じて心に描いている将来の姿。未来図。人生の設計図。
※
[青は藍草を原料に染められるが、藍よりも濃い色である。]
弟子が先生よりも優れていることのたとえ。
<同>出藍の誉れ
(1)(貸借)勘定。勘定書。請求書。
(2)(簿記上の)勘定。口座。<省略>a/c
(3)説明。弁明。
(4)システムやコンピュ−タの利用権の所有者を識別するための情報。
インターネット用語で、プロバイダ契約時に発行される、自分用のID(通常は@より左側の英数字)のこと。
学術的。学問の。
(お堅い学者や「優等生」のように)権威主義的で(面白みのない)「正統派の」学問・芸術。
都会的に洗練されていて、恰好良いこと。野暮ったい素人くささが抜けて、粋になること。
[歌舞伎の世界では「お姫様」は大抵、頭に大きな銀の花冠のような吹輪(ふきわ)という花櫛を刺し、赤い着物を着ていることが多いから]典型的な「お姫様」のこと。赤は若さと、(恋愛に関して)向こう見ずな情熱を意味しているらしい。
『白浪五人男』では、千寿姫がそれに当てはまる。
楽器などの伴奏なし(あっても手拍子のみ)で、歌う(合唱する)こと。
夜明け頃、東の空に光る星。「明けの明星」。金星。
1986年以前のリーバイス・ストラウス社のヴィンテージ・ジーンズの裾を折り返すと見える、外側縫いしろの「耳(=布端)」部分の赤い織縞。
商売人のこと。「商人」の古い呼び方。
(良い行いはなかなか人に知られないものだが)悪い行いをすると、たちまち世間に知れ渡ってしまうこと。
文字どおり「悪い女」。昨今では「性質(性格・品性・素行)が悪く、男をたぶらかす女」という意味で使われることが多い。美人だとファム・ファタル(独 famme fatal)、つまり「運命の女」という称号がつき、そういう女に翻弄されたいというアホな幻想を抱く男が多いが、「容姿の悪い(=醜い)女」の意味だと、逆に迷惑がられる。
諺「-の深情け」
(=美人は薄情であることが多いが、醜い女性は逆に愛情が細やかである。
→「愛情深さ」は「嫉妬」ヘつながることから、転じて「ありがた迷惑」の意味でも用いられる)。
不正な収入は無駄に消費されて、たちまち尽きてしまうこと。
(1)一般的な感覚からすると、「くどい」印象で、いやな感じである。
(2)「お金」や「目的達成」のためなら、手段は選ばない(=そのせいで周りの人が犠牲になろうが、少々の法律違反をしたって構わない)という意識が全面に押し出た様子。
※マルチまがい商法にハマった人や、キャッチセールスのお兄ちゃん・お姉ちゃんにありがちだよね。
<例>「あくどい商売」
(1人でも複数でも)悪人のこと。
人道に反するような行為や悪い心がけ。⇔美徳
ー業者(=「商業道徳」や「良心のかけら」など一切なく、「常識」や「事実」をまるで無視したムチャクチャな方法・言動で、金もうけをしようとする商売人や会社(団体)のこと)。
⇔優良企業
神や仏の教えの邪魔をし、つかの間の欲望を満たす「甘い夢(=嘘と幻)」を見せ、人を悪や堕落の道に誘い込もうとする魔物や極悪人のこと。英語ではdevilやSatan(魔王)、フランス語ではdiableという。
-主義(=形式的な道徳に捕われず、ありのままの人間の本能や欲望・悪を表現し、そこから「美」を見出そうとする19世紀に現れた文芸の一派)。
※『悪魔の辞典』(A・ビアス、西川正身選訳/岩波書店)という本があるが、決して「黒魔術」や「悪魔教」の本ではない。むしろ人間の「善意」の中のうさん臭さや、ズルさなど、悪い意味での人間の本質や、真実を見事に言い当てた本である。
*世間一般で信じられている「悪魔」の姿(お子様や心臓の弱い人は見ないで下さい)
自分の利益を得るために、通常では考えられないような、厚顔無恥なことを堂々とやってのける様子。
<例>「-なやり方」
侵略的な。攻撃的な。果敢に責めていく気概のある様子の。
自分の欲望や感情を包み隠さずストレートに表現し、あけっぴろげな様子。
とりあえずその言動が「常識的な大人」には嫌われる。
※ついでに言うと、「ほとんど女子校」みたいな環境に長年いた者にとっては、「あけすけ」な話題や表現が「当たり前」になってしまうものだが、保守的な異性には結構ショックみたいで、煙たがられる。
(1)弁当や菓子類の箱の底が高くなっていて、「実際よりも量(内容)を多く見せかけている」こと。
(2)内部生が系列校(高校・大学など)を受験する際、外部受験生よりも入学が有利なように、学校側があらかじめ点数を加算しておくこと。
<類>「下駄をはかせる」
〔三重県津市の地名から〕常識では考えられないような図々しい方法で、大儲けを狙う様子。
<例>「あこぎな商法」
アコースティックギター[acoustic guitar]の略語。
アコースティックギターを直訳すると「音響効果のあるギター」(なんじゃそりゃ?)。
※70年代に流行した「フォークギター」とどう違うのか、私には分かりません。
この略語はどうやら音楽関係者の方が使っているようですが、すぐ上の単語「あこぎ」をまっ先に連想してしまい、あまり良いイメージではありません。インビテーションを「インビ」と省略するなど、最近の略語は「ふんとうにもう、どうなってんの?」って感じです。
少しは気はきいているが、(他人の目から見ても)打算で行動しているのがミエミエの人・様子。
<同>小利口。こざかしい。
(運動)選手。スポーツ競技者。
※ athelete's foot は「水虫」のこと。
ずうずうしい。人目を気にせず、常識では考えられない(恥ずかしい)ことを堂々と(何度も)する様子。
「厚い底」の履物一般。'93年の'70年代ファッションのリバイバル(=ネオ・ヒッピー)の影響で、サボの復活から流行は始まった。徐々に靴底が厚くなり、最低でも5cm以上になったのは'96年頃、'99年にピークに達する。代表例はプラットフォーム・シューズかウエッジ・ソール。昔はシークレット・シューズやロンドン・ブーツとも言った。日本には舞妓さんのポックリ、天狗や板前さん御用達の「高下駄」など伝統的な履物がある。
<同>上げ底
舌を火傷しそうに熱いものを(心の準備していないうちに)食べて後悔したせいで、今度は冷たい酢の物の膾にまで、息を吹き掛けて食べるトンチンカンな様子。
※一種のトラウマ?
自分の望んだとおりに作ってもらう。注文する。自分の欲しいものを作ってもらい、持って来てもらう。
<類>オーダーメイド
'94年の春夏に大流行したスポーツカジュアル。基本デザインは世界的にも有名なドイツのスポーツメーカーのアディダス[Adidas]。
特徴は袖とズボンの脇に、3本ラインの入ったジャージと、襟首・袖口にラインと同色(黒or紺or赤)のトリミングがされた(同じく袖に3本ラインの入った)Tシャツだが、'94年に流行したのは“ブランド”とは無関係。
'80年代中盤にイギリスのミュージシャン、ジャミロクワイ[Jamiroquai]などのヒップホップ系ミュージシャンが“アディダス”ウェアを着たことから、ストリートで大流行したのを、'93春夏コレクションでフランスの高級ブランドのシャネルが、翌年の'94春夏コレクションでは、アメリカのDKNY1などの一流デザイナーが相次いで「スポーツ・ルック」を発表したのが、世界的な流行の発端であった。スポーツ・ウェアがファッションとして台頭したのは、'70年代以来である。
しかし「古着」やらサンバイザーやら、安っぽいアイテムがやたらと流行っていたあたり、'94年ってホントに「貧乏一色」2 な時代であった。
この頃に入って、日本でもようやくラップ・ミュージック(ヒップホップ?)が認知され始めたが、当時はまだお世辞にも“洗練された”イメージはなく、「だよね〜♪」の連呼が耳障りな「DA・YO・NE」やら、そのパクリの地方版ラップが流行った。以後、クラブやストリート系ファッションが注目されるようになった。
当て擦ること。わざと遠回しに相手の嫌がる(と思われる)ことや、相手を非難するようなことを言うこと。
他のことを例に出して、それとなく相手を悪く言うこと。
<類>あてつける
相手の気をひくため、もしくは注目されることを意識して、わざと虚勢を張ったり、相手の嫌がる(と思われる)言動をすること。
もしくは、さも「自分が相手よりも有利・優勢である」かのように、見せつけて相手を非難・抗議すること。
まだ子供で深い悩みや考えがなくて、憎めない様子。
英語の[at mark]から。元は商業記号で「単価」を意味する。
電子メールアドレスの@は、「ユーザ名(左側)」という人が「ホスト名(右側)」という場所にいる、という意味。
適当に選び出す様子。でたらめ。
<関連>ランダム
(1) 属性。特質。
(2)持ち物(→「あるもの」を象徴・意味する図柄や、目印も含む)。象徴物。標識。
宛名。住所。番地。
<省略>アド
無政府状態。無秩序。
※写真家・荒木経惟(1940〜)のニックネーム、"アラーキー"は名字の「荒木」と、この言葉をかけたものと思われる。
アナクロニズム【英 anachronism】の略。
時代錯誤。時代遅れであること。
(1)〜(の周辺)について。〜の近辺に。
(2)およそ。だいたい。大雑把(おおざっぱ)。
廃虚(はいきょ)寸前の家。
都会(風)の。都市に住む。
前衛的(ぜんえいてき)。これまでにない、新しい作風の芸術のこと。
(1) 冒険。運。偶然。冒険談。
(2)(「運」や「偶然」に左右される突発的な)恋愛。情事。
(1)世論や感情に訴える(こと)。控訴する(こと)。哀願。
(2)心を惹き付ける。興味や関心を惹き付けること。魅力。
※若者用語では「アピールする」を省略し、「アピる」「アビってる」と言う。
(1)聖母マリアのこと。マリアとはヘブライ語で「神に愛された者」の意味。
イエズス・キリストの母であり、カトリックでは「キリスト教徒の母」として崇められ、神格化されている。聖母マリアに捧げる祈りのこと。
(2)キリスト教の聖歌(=カトリック)の中で、「ハレルヤ」とともにポピュラ-な聖歌。同タイトルの聖歌は何種類もある。ちなみに‘ave’はラテン語で「歓び迎える」ことで、日本語に訳すと「ようこそマリア様」?
欲張りすぎては損をする。
<類>諺 二兎を追うものは一兎も得ず
[アメリカの知覚心理学者ジェームズ・J・ギブソンによって作られた造語。語源は「〜を与える」という意味の動詞アフォードから。]動物にとっての環境の性質や「意味」。環境の中に実在する知覚者にとっての価値ある情報。アフォーダンスは事物の物理的な性質ではない。
例);中央に穴の開いた白黒の板を等間隔に並べ、板と板との間に光を当てると、そこには存在しないはずの光のトンネルが浮かび上がったという実験結果から、「対象物が何も存在しなくても、光そのものが情報になる」ことを観測。
※この言葉を聞いて、アホの坂田師匠のダンスや、アフォ(アホ)のダンスを連想する私って、おかしいでしょうか?
〜が出来る。〜を与える。〜を提供する。
(1)接近する(こと)。近づく。
(2)(建築用語で)玄関にたどりつくまでの道。入口。
バカの同義語。主に関西地方で使われる言葉。地方によって呼び方が違うだけで大した差はないと思われる。
素人。「趣味」もしくは、まだ「本業」にならない程度の(仕事の)人のこと。
<省略>アマ
<同>素人
あまりにも考えや行動などが安易で、現実的でないこと。お人好しである。
<変型>甘ちゃん。
<同>チョロい
(1)神や仏の言うことを聞かない悪鬼のこと。
ただし(改心して)みずから仁王や四天王を支える台座となっている(=踏み付けられている)健気な悪鬼もいる。
(2)その時の気分で答えが変わったり、わざと他人の意見や行動と正反対のことをするひねくれ者。
<類>へそ曲がり。つむじ曲がり。
'95年にブレイクした歌手、安室奈美恵(あむろなみえ)のファッションを真似た人達('96〜'98)。
小麦色の肌に、サイド(=顔の横の部分)にシャギーの入った茶髪のストレートロングの髪型と、細くカットした眉毛が特徴。ヘソ出し、ミニスカ、厚底ブーツという組み合わせで、極力「足を長く見せる」のが基本であった。
コギャルファッションの典型。-の出現により日サロが日本中に乱立し、「眉毛テンプレート」(=“へ”の字状に穴の空いたプラスチック製シート。これをなぞって眉を描く。)がヒットした。
アメリカン・カジュアル[American Casual]の略。日本で作られた用語。
「アメリカ流」ということで、カウボーイを連想させるウェスタン・スタイルやジーパンやスニーカーを合わせるような、かなり「くだけた」服装をいう。
<省略>AC
アメリカン・スクール[American School]の略。
日本にある「外国人学校」で、よくアメスクと混同されるのは、インスクである。両者とも校内では英会話を義務付けられている点では共通しているが、アメスクは基本的に「アメリカ国籍の生徒限定」なのに対し、インスクは「多国籍」の生徒を受け入れるという違いがある。またアメスクは私服の学校が多いのに対し、インスクには制服のある学校が多い。
[歌舞伎の演技様式]初代市川團十郎が初めて演じたと言われる。
誇張した扮装(化粧・衣裳・髪型)に、勇壮な演技が特徴だが、稚気も必要。
関東の武家物の作品に多い。
[編集業界用語で「20代後半から30代全般」にかけての読者層を想定した言葉]
Around thirty (アラウンド サーティ)の略。30前後の世代のこと(女性)。
[もともとは「あら」は内臓のこと。かなり目立つ欠点や粗雑なものを指す。]
他人のささいな間違いや欠点でも、血眼になって探すこと。
または他人を攻撃する目的で、どうでもいい細かい所まで逐一チェックし、指摘することに生き甲斐を感じている様子。
(万が一でも)起こる可能性がある。
(1)100%起こる可能性がないこと。「絶対にない!」と断言できる状態。
(2)[若者用語で]考えられない。信じられない。不可能であること。
世間一般で「一流」と認識されている人や物の、外観および手法を真似たもの。二流。二番煎じ。
<同>エピゴーネン
職人(気質の芸術家)。匠。
英語で「アーティスト」のことで、芸術家。
(1)たとえ(話)。比喩。寓話。寓意。
(2)あることを比喩を用いて、風刺や教訓などを暗示させつつ、一つの物語にまとめた文芸の技法。
うまくいけば(…という、かすかな期待)。機会さえあれば(いつでも)やりたい・できる状態にある状況。
アンダーグランド[英 under-ground ]の略。
「地下の」、「秘密の」の意味から、少数の観客や愛好家だけを対象にした、前衛的・実験的な内容の演劇や映画を、地下室などの小劇場で上演・上映すること。または世間では、決して一般ウケしない作風のこと。
<略>UG
直訳するとサムおじさん。
19世紀〜20世紀前半の新聞・雑誌の時事漫画で、アメリカ合衆国・政府を「擬人化」したもの。アメリカの画家ジェイムズ・モンゴメリ・フラッグによる、徴兵(ちょうへい)用宣伝ポスター(1917)が有名。背は高く、やせ形の、あご髭をたくわえたロン毛の男で、星条旗(せいじょうき)を模した赤と白のストライプの派手な衣装(タキシード)と、星のついたシルクハットが特徴。
<類>ジョン・ブル(英)*ジョン・ブル【辞書画廊】参照
ギリシャ語の<anthos(花)+ logia(収集)>の合成語。
詞華集。名文集。文芸や音楽などの特選集。
価格がある「商品」(=100年未満のもの)でもなく、「製品」(=60年未満のもの)でもないもの。無税だが、価値観(ヴァリュー)だけで値がついている、美術的価値のある古い道具や器などの骨董品(こっとうひん)や古物のこと。アメリカでは100年以上、イギリスでは二世代前の60年以上たったものを指す。
それより新しいのは、本来は「中古品」。
起業家。企業家。独創性と冒険性のあるタイプで、いわゆる「経営者」と区別していう。
※
<類>エンタープライザー[entrepriser]
(1)悲痛。
(2)不安。心配。
(3)嫌悪。
(4)退屈。けだるそうな。物憂げな(様子)。
思ったとおり。やっぱり。
[語源は江戸時代からある万病にきくとされる越中富山の売薬「反魂丹(はんこんたん)」という薬の名称をもじってつけられたといわれている。それともただ単に「あほ(ん)だら」の変型か?]
バカでまぬけな様子や、(まぬけで気のきかない)人を罵って言う言葉。
※大正末期〜昭和初期には使われていた女学生言葉
(お互いの幸福や人間関係を円満に保つために、あるいは「気まずい雰囲気」になることを避けるために)言葉には出さないけれど、お互いに示し合わせること。
1 私はこれが読めずに苦労した。ちなみに「ダナ・キャラン・ニューヨ-ク」と読む。
2 この年に大ヒットしたTVドラマは、安達祐実主演の「家なき子」(日本テレビ)。「同情するなら金をくれ!」の台詞も流行語に。時代ですね〜。